【広島市】かほりの癒し屋　あめつち　広瀬さん

広島市中区三川町で2015年に創業された
癒しと体質改善のスペシャリスト“かほりの癒し屋 あめつち”の広瀬さんをご紹介します。
広瀬さんは中国医学に基づいた伝統手技、推拿（すいな）セラピーを主に、ツボ・経絡・漢方アロマなどで、身体の陰陽バランスを整えるリラクゼーションサロンを経営されています。

■創業されたきっかけは?
短大卒業後、広告制作やデザイン業などデスクワークを長く続けていましたが、
30代前後から身体に不調を感じ、ヨガに通い始めたり、マッサージに行くようになりました。
足を揉んだり、ストレッチ運動で関節をゆるめたりすることで、身体がすーっと軽くなり、よく眠れるようになったり、ちょっとした手当をすることで身体が改善していくのが面白いなと感じました。
その頃から自然療法や中国医学に興味をもち始め、中医学ベースのスクールに通った後にリラクゼーションサロン2店舗で技術経験を積んで、「自分の思い描く店づくりがしてみたい」と創業する決意をしました。
創業前に働いていた会社では、自立したセラピストの育成に力を入れており、独立に向けての長期・短期計画を立てた上でのアドバイスをたくさん頂けたのでとても有り難かったです。早い段階から目標に向けての行動や意識づけがスムーズに出来ていたと思います。
ひろしま創業サポートセンターの門を叩いたのもその頃です。

■ 創業して良かったことは?
一人ひとりのお客様に寄り添い、ゆったり寛げる店づくりが出来たこと。
以前に働いていたサロンでは、決められた時間で、マニュアル通りの施術内容・人数をこなしていくのが主でしたが、それでは施術する方も心身共に消耗していくと感じていました。
ご来店されるお客様は一人ひとり、顔が違うように、骨格も筋肉の付き方や体質も様々です。
一人ひとりのお身体の個性を診て、どんな手当をするか？ 強弱は？ 温めるか冷やすのか？ オイルで流すか、しっかりツボ押しをするか？　等々、自分がこれまでの経験で一番良いと思う方法でやりたいと思いました。
創業して良かったと思うことは、「今、このお身体にはこんなことをしたら喜ばれるかも！」と思いついたことも即断即決できる事。
その分、自分の言動には責任を持たないといけないプレッシャーはありますが、これからも日々勉強を重ねて精進して行きたいと思っています。
【余談】体力勝負の仕事でもあり、40代はがむしゃらに働ける年齢でもないと悟っています（笑）。
自分自身の健康管理も大切です。前日忙しくて遅くまで働いた翌日は予約がなければ少し休んでから出勤したり、運動したりする時間も作るようにしています。質の良いサービスを継続していく為にも空き時間を有効に活用しながら生活できるのは自営業の利点かと思います。