2021年5月に肌じゅばん下着とアクセサリー製作・販売で創業された、Teechiの千田さんにお話を伺いました。
-創業のきっかけ
何世代にもわたって、歴史を刻んできた着物を受け継いだことがきっかけで着物を着るようになりました。
着付けを習った際、タオルの補正やサラシを巻くなどのたくさんの工程が必要な事に疑問を持ちました。
着物が主流の時代は、羽織るような身軽さで着ていたことを知り、それなら和装下着と肌じゅばんが一緒になったものがあれば、気軽に着物を着られるのではと着想し、一枚で簡単に着られる新しい肌じゅばん下着を作りたいと思いました。
現在、着物を着る人がどんどん少なくなってきていることを寂しいと感じています。
気軽に着物を着るためのアイテム（Teechiの肌じゅばん下着）があることを知ってもらい、改めて着物の良さ、選べる自由さも感じて、着物を着る人が増えて欲しいという想いから創業しました。
-商品のこだわり
「Teechi」は「手仕事（te）と（et）知恵（chi）」という想いを込めて名づけました。
「自分らしく」をひとつのテーマにして肌じゅばん下着と彫金アクセサリーを販売しています。
【Teechiの肌じゅばん下着】
着物を脱いでも美しく、ずっと着ていられる肌じゅばん下着です。肌着感覚でフィットしすぎないので、1枚で様になります。
着物の下着としてだけではなく、普段のスカートやワンピースの下にもペチコート代わりに使えます。
また、ルームウエアとして着て頂くこともおすすめです。
Teechi 肌じゅばん下着
【Teechi アクセサリー】
シルバー・真鍮・天然石を用いたエッジのきいたデザイン、モード感をプラスした彫金アクセサリーを製作しています。
毎日身に着けて、日常に寄り添う相棒のようにしてもらえたら嬉しいです。
長く身に着けてもらえるように、メンテナンスも行っています。
創業という言葉は「全てを一人で行う！」という意味が含まれていると思っていました。商品を作ってみたものの、どこのどんな人に見てもらえばいいかなど不安は尽きませんでした。
知人に紹介されて、ひろしま創業サポートセンターなどの創業支援機関へ相談に行き、アドバイスをもらう事で様々な不安が解消され、商品を客観的に見ることが出来、目標と次にするべき行動が明確になりました。
出店の際、初めての経験で不安もありましたが、創業マネージャーが心に寄り添ってくださり、心遣いが沁みました。
来年には初めての確定申告がありますが、創業サポーターの税理士の先生に相談できるのでとても心強いです。
-今後の目標
着物を着る方を増やすために、着付師としての活動もしていきたいと思います。まずは、「団地の着付師」を目指し、その中でTeechiの肌じゅばん下着の良さも広めていきたいです。
Teechiのオリジナルアクセサリーも増やしていきたいし、他にも、アートと着物をコラボした面白いことができないか、ひそかに目論んでいたりするんですよ。
| 名称 | Teechi (肌じゅばん下着販売、アクセサリー販売） |
| インスタグラム | https://www.instagram.com/teechi._kimono/ |
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（令和3年12月8日）
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