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MBD_システム同定研修(集合(オンライン))

研修 2025年06月27日

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MBD_システム同定研修(集合(オンライン))

こんな方におすすめ

  • モデルが存在しない既存システムに対して、制御器設計の基礎を学びたい方
  • 実機データを活用した、統計的モデリングやシステム同定に関心のある方
  • 最小二乗法などの統計的手法を基礎から学び、モデル構築の理解を深めたい方

講座の内容
実データから制御モデルを構築する技術を学ぶ
本研修では、実際の制御対象から得られる入出力データをもとに、システムの統計的モデリングとパラメータ同定を行う「システム同定手法」について学びます。
ラピッドコントロールプロトタイピング(RCP)では、制御器の設計にあたり、対象となるプラントのモデルが必要不可欠です。しかし、既存のシステムにはそのようなモデルが存在しない場合もあり、設計が困難になることがあります。
このような場合には、既存のシステムから得られる入出力データを活用して、目的に応じた統計的モデルを構築する「システム同定」が有効な手段となります。

研修では、統計モデリングの基礎から、モデルのパラメータを推定する際に用いられる最小二乗法の考え方まで、実習を通して体系的に学んでいただきます。
実習を通じて得られる知識とスキルは、制御器設計に向けたモデル構築の基礎的な理解を深める助けとなります。




 


開催概要
実施形態     集合(オンライン)形式

  • 形式:研修日の開始・終了時にオンライン会議室に集合し、出欠確認・ふりかえりを実施。講義は事前に録画されたコンテンツを視聴
  • スケジュール:指定日時に受講。ただし、研修日以外でも動画視聴可能
  • 活動内容:シミュレーションを通じて理論と実践の両方から学びを深める
  • 質疑応答:研修日は、オンライン会議室内で双方向のやり取りが可能(研修期間中は、研修日以外も学習システム内のフォームで質問可能)
受講期間     2日間
参加費     30,000円/名(税込)(お支払方法・キャンセルポリシー)
必要なソフトウェア     本研修では、以下のソフトウェアを使用し、演習を行います。インストール済みのPCをご用意ください。

  • MATLAB(必須)
  • Simulink(必須)

    バージョンについて:推奨バージョンの指定はありませんが、講義はMATLAB R2016a を基に構成されています。そのため、ご使用のバージョンによっては一部仕様が異なります。あらかじめご了承ください。
演習用PCの貸出について:演習用PCのご用意が難しい場合は、当センターより貸出も可能です。貸出価格:15,000円/台(税込)(数に限りがあり、先着順となります)

必要なシステム要件
  • ラーニングシステム「etudes」を利用します。動作環境はこちらをご確認ください。
  • オンライン会議システム「Zoom」を利用します。動作環境はこちらをご確認ください。
講師
  • 広島大学 様
申し込み方法
  • 1名でお申し込みの場合:1名用申し込みフォームにアクセスして、お申し込みください。
  • 2名以上でお申し込みの場合:団体用申込書(.xlsx)をダウンロードして、必要事項を記入の上、団体用申込書送付先に送信してください。(団体申込書は、1名でお申し込みの場合でもご使用いただけます)
団体用申込書送付先/お問い合わせ     E-mail:hdic@hiwave.or.jp(ひろしまデジタルイノベーションセンター 担当:藤本)
日程・お申し込み
日程:
  • 1日目:8月25日(月)
  • 2日目:8月26日(火)
  • 時間:10:00~17:00(各回)

※2日間を通しての受講となります

定員:     15名
貸出可能な演習用PCの台数:     5台 (数量限定のため、上限に達し次第PC貸し出しの受け付けは終了します)
申し込み締め切り日     7月31日(木)
申し込みフォーム 1名でお申し込みの場合:1名用申し込みフォーム(MicrosoftForms)にアクセス 2名以上でお申し込みの場合:団体用申込書(.xlsx)をダウンロード


研修概要
カリキュラムの範囲     カリキュラム動画一覧と進捗目安(参考)
受講対象
  • MBDによる制御系開発に関与している方、または今後関与する予定のある方
  • 大学教養程度の物理および数学(特に線形代数)を履修している方
  • MBDプロセス研修を受講済みの方、または、同程度の知識を有する方
到達目標
  • システムの離散化、統計モデル、パラメータ同定方法を理解する
習得できるスキル
  • 微分方程式からのシステムの離散化方法
  • 統計モデルと最小二乗法によるパラメータ同定方法
修了認定基準     本研修には修了認定があります。修了認定を受けるためには、以下の2つの基準を満たす必要があります:
・受講率:80%以上(講義動画の視聴率で算定)
・レポート評価が3以上(4段階評価)
課題     研修終了後に、レポートとアンケートを提出していただきます

研修に必要なもの
ご用意いただくもの
  • 演習用PCとソフトウェア
    ※ソフトウェア:MATLAB、Simulink(当センターの貸し出しPCをご希望の場合は、申込時にご選択ください)
  • 講義動画を視聴するための端末
    ※講義動画を視聴しながらMATLABを操作するために、2画面表示が可能な端末、または演習用PCとは別の端末の使用を推奨します。
配布教材
  • 研修テキスト
研修の流れ
    研修開始前▶
教材準備     教材を当センターから発送しますので、届き次第、内容をご確認いただきます。(お届け目安:研修初日の1週間前)
研修開始     eラーニングシステムのアカウントを送信しますので、届き次第、研修の事前準備を行っていただきます。(お届け目安:研修初日の5~3日前)
    研修開始▶
研修開始     研修日は、以下の手順で進行します:
1.集合:オンライン会議システム(Zoom)に集合します。
2.出席確認と連絡事項:出席確認を行い、連絡事項をお伝えします。
3.解散:その後、解散し、各自でeラーニングシステムを利用して講義動画を視聴しながら座学と演習を行います。
4.質問対応:研修中、Zoomに講師が待機していますので、質問があればいつでも入室できます。
5.ラップアップ:研修終了時に再びZoomに集合し、ラップアップを行います。
    研修終了▶
研修終了
  • 研修が終了した後、約1週間の復習期間が設けられています。この期間中、参加者は講義動画を視聴することができます。復習期間中に、課題のレポートとアンケートに回答し、提出していただきます。
  • 貸し出し機材については、復習期間終了後が返却期限となります。返送料は事務局が負担しますので、安心してご返却ください。
    ※講義はVOD形式のため、研修期間中はいつでも視聴可能です。繰り返し学べるので、理解が深まります。
また、講義内容のご質問等は、研修日にオンライン会議室内で双方向のやり取りが可能です。
(研修期間中は、研修日以外も学習システム内のフォームで質問可能)
この研修を受講された方の感想
2024年度受講者による評価
準備中
2023年度受講者による評価
★★★★★:システム同定の基礎的手法を学ぶことができた。
★★★★★:演習を通して内容を深く理解できた。
★★★★☆:実習交えて身についた感触がある。
★★★★★:実務上役立てられそうな内容でした。
★★★★☆:内容は良いと思いますが、2日間ということもあり説明の省略が多いように感じましたので、もう少し時間をかけて説明頂ければよかったと思います。
★★★★☆:実験結果を基にモデルを構築する方法を理解できたが、教育内容のペースが速く、理解が追い付かない時がたびたびあった。
★★★★☆:基本的な知識を学習できました。説明する動画もわかりやすいです。
★★★★☆:少し時間が足りない印象です。
★★★★★:テキスト、動画の全体を通してわかりやすかった。別の研修も受けてみたいと感じた。
★★★★★:システム同定を実例を踏まえて経験でき、習得できたと感じている。
★★★★☆:実習を交えながら理論を学ぶことができた。
★★☆☆☆:2日目のPartが非常に理解に苦しんだ。
★★★★★:実務上役立てられそうな内容でした。
★★★★☆:システム同定の手法を知ることができた。
★★★★★:考え方をメインに説明されており、とても理解しやすかったです。

MBD研修事業者の連絡先
    (公財)ひろしま産業振興機構 ひろしまデジタルイノベーションセンター | 広島県東広島市鏡山3丁目10-32 | TEL: 082-426-3250