当財団を事業管理機関として採択された研究テーマ |
№ | 採択 年度 |
テーマ名 【基盤技術】 |
特定研究開発等の要約 | 研究実施者 | 研究 期間 |
備考 |
1 | H18 |
検査ロボットによる高速・高精度のインライン検査システムの開発 |
自動車の外板プレス部品の最終検査工程は、唯一、 人手で対応しているため、品質確認のバラツキや不良品の見逃しがあるほか効率面で課題があります。 この研究開発は、その検査工程に高速センシング技術を活用したロボット検査システムを導入することにより、 完全自動化を実現し「低コスト化」「高品質化」「生産性向上」を図る技術を開発するものです。 |
・㈱ヒロテック |
H18~H20 | 18163409022 |
2 | H19 |
食の安全・安心を実現化する味噌用酵母培養技術の開発 |
食料品としての味噌には、安全・安心に対する消費者の強いニーズがあります。この研究開発は、食物アレルギーを誘発しない特定原材料を用いて 培養するとともに、 従来使用していた食品添加物の代替となる消泡技術を開発するものです。 |
・㈱ますやみそ(呉市) |
H19~H20 | 19163418012 |
3 | H20 |
表面改質型焼結技術の開発 |
自動車業界や電機業界では、電子部品の小型化・複雑化や電子制御用半導体の増加・高出力化に伴い大幅に増加している発熱への対策が不可欠となっている。 そのため、㈱アカネの独自技術である「多軸通電焼結法」(垂直方向の加圧軸と水平方向の通電軸によって、金属やセラミックの粉末を高温・高圧で焼き固める方法)を使って、 自動車のエレクトロ二クス化に対応した、より性能の高い放熱部品(放熱基盤、ヒートシンク)を生産する焼結技術を開発する。 あわせて、生産コストを低減できる新たな焼結装置を開発・実用化する。 |
・㈱アカネ |
H20~H21 | 20163405006 |
4 | H21 |
軽量薄肉高強度中空断面部品の革新的複合加工技術の開発 |
CO2排出量削減のニーズが高まる中、自動車産業では車体の軽量化を図るため、内部が空洞な部品を採用されているが、 現行では複数の工程を経て生産され、コストが高く、 エネルギー消費量が多いといった課題がある。 そこで、本開発は、液圧成形、ホットスタンプそれぞれの特徴を生かし複合化した加工技術を確立、 量産に係る低コスト化を図りつつ、 製品を高強度化することで、車体の軽量化を目指す。 |
・㈱ワイテック(海田町) |
H21~H23 | 21163416006 |
5 | H21 |
溶湯精錬(リファイニング)による鋳鉄の高品質化及び低コスト化技術の開発 |
自動車や一般産業用の鋳鉄製品の外観不良や内部欠陥については、溶融金属中の懸濁化合物が原因とされる。 そこで、本研究では、溶融金属から懸濁化合物を除去できる溶湯精錬技術を開発し、鋳鉄製品の不良低減、薄肉軽量化、 歩留り向上によるコスト低減等を達成し、 付加価値・生産性の向上、環境負荷の低減を目指す。 |
・㈱木下製作所 |
H21~H23 | 21163410005 |
6 | H21 (補正) |
高温状態プリント配線基板全自動検査技術の開発 |
自動車、情報家電、太陽電池等のプリント配線基板は耐熱性、耐久性などの面で高い信頼性が不可欠であるが、 従来の検査方法では、銅配線の微小なクラックなど見逃す事が多く、不良品発生の原因となっていた。 そこで、本研究では、高温加熱状態で部品実装前・後の配線済みプリント基板の電気特性を全数検査し、 確実に不良品を発見できる全自動検査装置を開発する。 これにより、不良品の発生率の低下と安全性能向上につながる。 |
・ローツェ㈱(福山市) |
H21 | 21463403009 |
7 | H22 |
プレス成形及び鍛造成形の複合による超軽量デフケースの開発 |
自動車の変速機は、燃費・環境規制に対応するため、 小型軽量化が求められている。変速機内に搭載されているディファレンシャルユニットは、 変速機重量の約10%を占めているため、 軽量化において重要なユニットである。本研究開発では、ディファレンシャルユニットの主要構成部品であるデフケースを、 従来の鋳造成形から、プレス成形と鍛造成形の複合成形へ変更することにより、軽量化・小型化・低コスト化を実現する。 |
・㈱音戸工作所(呉市) |
H22~H24 | 22163408039 |
8 | H22 |
プレス金型用次世代アンダーカット成形技術の開発 |
工業製品の構成部品の多くを占めるプレス成形品に対し、 機能の高度化及び形状デザインの自由度の拡大が求められている。 本研究開発では、独自のプラスチック射出成形金型技術をベースに、 プレス成形不可能なアンダーカット形状を有する製品を、 別部品の溶接という手法を用いずに、 機能・デザインを損なうことなく一体成形を可能にする革新的な技術を開発する。 これにより、自動車及び情報家電における従来不可能であったプレス成形品の量産成形を可能にし、 金型コスト削減、加工エネルギー削減、成形のハイサイクル化を実現する。 |
・㈱テクノクラーツ |
H22~H24 | 22163402035 |
9 | H22 |
CFRP軽量部材の革新的プレス成形技術の開発 |
自動車産業や航空機産業では、シート等部品の軽量・高強度化、低コスト化が求められている。 本研究開発では、シート等部品の軽量、高強度化に向け、難加工材であるCFRPのハイサイクルプレス成形技術を確立する。 具体的には、炭素繊維強化による異方性の特長を活かした部材を設計し、炭素繊維が伸びないため、熱可塑性CFRP素材の板からプレス成形が可能な金型方案を開発するとともに、 製品化に向け、部材同士の接合構造の高強度化を図り、成形品の後工程を削減し、生産性を飛躍的に向上させる技術によりコストの低減を図る。 |
・㈱デルタツーリング |
H22~H24 | 22163402033 |
10 | H23 |
低燃費化を可能にする超耐熱、高強度中空化樹脂製冷却部品の開発 |
環境問題から自動車の低燃費化のニーズは一段と高まってきている。本研究では、広島大学との共同研究と先行技術開発で得られた知見により、 プラスチック成形技術の高度化を図り、中空化一体成形を可能とし、これまで実現できなかった超耐熱、高強度なエンジン部品の樹脂化を図る。 現在のアルミ製から可変流量を織り込んだ業界初の樹脂一体成形による冷却系部品(ウォーターポンプ他)を開発し低燃費化、軽量化を低価格で実現する。 |
・㈱久保田鐵工所 |
H23~H25 | 23163404015 |
11 | H23 |
産業用移動機械向けに低価格で実現する高精度マシン制御システムの開発 |
国土交通省では、直轄の道路土工等の工事について、平成24年度までにICTを活用した「情報化施工」が標準的な施工管理方法となるため、 ブルドーザ等の産業用移動機械では、高精度測位システムの低価格化が、川下企業から強く求められている。 本研究では、1周波RTK-GPSシステムと後付け型1周波GPSとジャイロのみによる低価格モーションセンサの開発により、 高精度測位システムが従来機の5分の1以下の価格で販売可能となる。また、道路等3次元CAD/CAMと同システムの導入により、 川下企業の短納期・高品質化技術が可能となる。 |
・㈱三英技研 |
H23~H25 | 23163401017 |
12 | H23 |
SiC基板向け大気圧プラズマ熱処理装置の開発と非接触基板温度測定装置の開発 |
自動車・家電・産業用モータ等に、現在シリコンパワー半導体がインバータとして使われているが発熱損失が大きい。 次世代SiC(炭化珪素)基板は、低損失性、耐電圧が共にシリコン基板より10倍優れているが、素子製造工程における熱処理が従来より 千℃も高い2千℃近くを必要とする。本研究では、炉に代えて熱源温度1万℃の大気圧熱プラズマをSiC基板に直接噴射して急速加熱する 省電力熱処理装置を開発し、電力ロスが極めて少ないSiCパワー半導体を普及させることで、社会の省エネルギー化に貢献する。 |
・ローツェ㈱(福山市) |
H23~H25 | 23163416010 |
13 | H23 (補正) |
歯面無切削ヘリカルギヤの冷間鍛造工法の開発 |
自動車の燃費・環境規制に対応するため、小型軽量化が強く求められている。 変速機の主要ユニットである遊星歯車機構に使用されているヘリカルギヤの製造方法として、従来より用いられている切削加工のホブ加工とシェービング加工を不要とし、 高強度かつ1工程で成形可能な新しい冷間鍛造工法を開発し、小型軽量化と併せて低コスト化を実現して、変速ギヤの多段化の可能性を拡大する。 |
・㈱音戸工作所(呉市) |
H24~H25 |
23463407006 |
14 | H24 |
建設機械及び自動車用バイオディーゼル燃料性状センサーの開発 |
建設機械市場でバイオディーゼル燃料の過度の添加による不具合が問題となっている。またCO2削減の為、自動車エンジンのバイオディーゼル燃料活用が期待されるが、 その添加比率を正確にセンシングする技術がなく、精緻なエンジン制御や排ガス処理システムでは、多量の添加は難しい。 本事業は、バイオディーゼル混合軽油の濃度と品質を特定するセンサーを開発し、建機の市場不具合解消と自動車エンジン制御の実現を目指す。 |
・㈱サンエー(三次市) |
H24~H25 | 24163401015 |
15 | H25 |
多チャンネル信号入出力と信号再現を可能とするマルチ・ハイスピードデータロガーの開発 |
カーエレクトロニクスの高度化に伴い、多機能センサを活用した高知能化電子制御システ ムの開発を展開している中で、多数のセンサからの膨大な情報信号をリアルタイムで高速に取り込み、 処理する計測装置の実現が喫緊の課題である。 本研究は、従来の性能を凌駕する革新的なマルチ・ハイスピードデータロガーとセンサ信号の再現機能を備えた新技術を確立し、 先ずは特定の自動車メーカのニーズに応え、全自動車業界への波及を目指す。 |
・㈱広洋電子(広島市) |
H25~H26 | 2526341025 |
16 | H26 |
電解式不動態皮膜改質技術によるステンレス鋼の耐塩素孔食・耐応力腐食割れ性の飛躍的向上技術 【表面処理】 |
ステンレス鋼の表面には、酸化クロムを主体とした不動態皮膜が形成され、高耐食性に寄与している。 しかし、孔食や応力腐食割れなどの局部腐食には効果が弱い。本研究開発では、ステンレス鋼の不動態化処理の際に、 ある種の添加元素があると、孔食や応力腐食割れが飛躍的に抑制されることに着目、 これを技術として確立させるとともに、事業化し、材料品質の安定性・安全性向上、長寿命化に応えるとともに、国の成長戦略にも資する。 |
・㈱ケミカル山本 (広島市佐伯区) ・(独)産業技術総合研究所 ・広島工業大学 |
H26~H27 | 2663406009 |
17 | H26 | 次世代型放熱部品の開発 【複合・新機能材料】 |
自動車業界では、エレクトロニクス部品の実装密度やパワー・デバイスの増加・高出力化により、 放熱部品への負荷が増大している。そこで、天然黒鉛と高熱伝導金属とを組み合わせた超高熱伝導率の複合材を、通電焼結技術を用いて開発する。 超高熱伝導複合材には、天然黒鉛、あるいは天然黒鉛を剥離する途中で生じる中間生成物を利用するとともに、 金属材料と黒鉛との界面反応の制御技術なども確立する。 |
・㈱アカネ(広島市) ・兵庫県立大学 ・(独)産業技術総合研究所 ・広島大学 ・広島国際大学 ・広島県総合技術研究所 |
H26~H28 | 2663408011 |
18 | H26 |
内面欠陥検査・径測定・真円度測定を同時に可能にするレーザー3次元内面検査装置の実用化開発 【測定計測】 |
自動車のシリンダーブロック等の穴を有する精密部品を大量生産・加工する業者においては、 現状、内面欠陥検査、径測定・真円度測定はそれぞれ個別に行われており、効率化と検査精度の高度化が強く求められている。 本研究開発はレーザーを用いた内面の3次元情報から、これらの検査・測定を同時に行えるオンリーワン検査装置を実用化し、 川下製造業者のニーズに応えるものである。 |
・シグマ㈱ (呉市) ・(独)産業技術総合研究所 |
H26~H28 | 2663411015 |
19 | H26 |
ハイパワーガイド波を活用した埋設配管探傷技術の開発 【測定計測】 |
石油化学プラントにおける埋設配管及び防油堤貫通配管(約4万箇所)の健全性検査は、埋設部や防油堤解体工事に多大なコストと期間が伴う。 配管外から配管減肉を探傷する技術にガイド波があるが、減衰が大きい埋設範囲を探傷する検査技術は存在しない。 この課題解決のため国産技術のハイパワーガイド波(日立製)を改良し、 従来不可能だった強減衰環境にも対応するハイパワーガイド波を活用した埋設配管探傷技術を開発する。 |
・関西エックス線㈱ (広島市) ・徳島大学 ・一般財団法人 発電設備技術検査協会 ・㈱日立 パワーソリューションズ (茨城県日立市) |
H26~H27 | 2663411016 |
20 | H26 |
超微粉化及び糖化発酵による木質系高機能バイオマスフィラーの創製 【複合・新機能材料】 |
間伐材を用いたWPC(木粉とプラスチックの複合材料)が日用・雑貨に使用されているが、従来品は粗い木粉によるもので物性が低く付加価値も低い。 本研究は超微粉化・形状制御を施した木粉等に、前処理技術、糖化(発酵)技術、分離技術、炭化技術などを組み合わせる事により難燃性、 導電性など様々な機能性を発現させ、付加価値の高い機能性バイオマスフィラーの創製を図る。 | ・㈱プレジール (大阪市) ・㈱ヘキサケミカル (東大阪市) ・菱江化学㈱ (東京都中央区) ・京都工芸繊維大学 ・近畿大学 |
H26~H28 | 2663408012 |
21 | H26 |
パワーデバイス用SiCウェハの高速高精度製作を可能とする融合研磨技術の実用化開発 【精密加工】 |
省エネ型社会構築に不可欠である低損失SiCパワーデバイスの普及が、難加工性に伴うSiCウエハコストにより阻害されている。 我々の川下企業のニーズはSiCウエハの生産性向上・コスト低減にあり、本事業では従来研削とラップ加工の融合新技術で、 6インチウエハ10枚処理装置実現と砥石・スラリー開発で各段の高速高精度加工実現、 研磨メカニズム構築により、現状想定からSiCウエハ生産性2倍と加工コスト半分を図る。 |
・㈱サンエス(福山市) ・岡山大学 ・㈱フェムテック (東京都荒川区) |
H26~H28 | 2663402007 |
22 | H27 | 青色レーザを用いた樹脂金属三次元動的(ヘム機構連動)接合技術の開発 【接合・実装】 |
本提案は、自動車の燃費向上目標の達成、CO.排出規制への対応を実現に貢献し、世界初でMade in JAPANの 再興に繋がるオリジナル技術である。 具体的には、自動車用ドアを30%軽量化するための青色レーザを用いた 樹脂金属三次元動的(ヘム機構連動)接合技術の開発により、従来技術(メカニカル接合及び化学接合)では限 界のあった“軽量化目標の達成”と“高能率製造・コスト削減”および“環境・資源課題への対応”を実現する。 | ・㈱ヒロテック(広島市) ・大阪大学 ・広島大学 |
H27~H29 | 2763405013 |
23 | H27 | 次世代8K高精細フラットパネルの高歩留まり製造を実現する欠陥検査システムの実用化開発 【測定計測】 |
8KTV等高精細化するフラットパネルのメーカーには、欠陥見逃しによる歩留まり低下の課題がある。センサー・ 検出回路のS/N比向上およびデジタル信号処理によるノイズ除去率の向上でセンサーの高感度化を図り、高 解像度パネルの欠陥検出能力を60%から97%以上とすることで工程歩留まりを飛躍的に改善させ、製造コスト の削減によって、パネルメーカーが安価でかつ安定した製品供給ができることを目指す。 |
・オー・エイチ・ティー㈱(福山市) ・県立広島大学 ・広島市立大学 ・広島工業大学 |
H27~H29 | 2763412017 |
24 | H27 |
業務用炊飯での使用油脂の大幅削減を可能とする米糠由来乳化素材を用いた炊飯油の実用化開発 【バイオ】 |
本研究開発は、大型炊飯工場において炊飯時に利用される油脂削減についての強いニーズに応えることを目的 に、米糠から抽出した素材の乳化能と、米糠の食品原材料としての安全性に着目し、米糠を原料とする乳化素材 (以下、「米糠由来乳化素材」)の開発と、業務用炊飯での油脂の大幅削減を実現するための米糠由来乳化素材 を利用した炊飯油の実用化開発を行う。 |
・食協㈱(広島市) ・鹿児島大学 ・県立広島大学 ・広島県立総合技術研究所 |
H27~H29 | 2763411016 |
25 | H28 | 航空機用繊維強化樹脂材料の高効率曲面仕上げを可能とするフレキシブルメタルシートの実用化開発 【精密加工】 |
航空機用繊維強化樹脂曲面部材のヤスリを用いた仕上げ加工では、多大な労力と時間を要しており、 切れ味がよく、耐久性と柔軟性を併せ持つ新規な加工ツールが求められている。本研究開発は、板厚0.5mmの金属シートに精密切削・研磨仕上げを可能とする独自考案の微細な目立てを施し、 さらに表面にダイヤモンド等の砥粒をCNT複合メッキにより固着させ、耐久性を高めたフレキシブルメタルシートの実用化をもって、川下ニーズに応える。 | ・㈱オリエント(呉市) ・国立研究開発法人産業技術総合研究所 ・広島県立総合技術研究所 |
H28~H30 | 2863403007 |
26 | H28 | 自動車用デフギアの高強度化を実現するための高精度歯面設計システムの構築 【精密加工】 |
高精度測定技術を利用して実態のデフギア歯面形状を読み取り、 そのデータから高精度強度解析を行うことで、解析からピッチング強度を高精度に予測できるシステムを構築する。 さらにそのシステムから歯面形状を最適化することで、デフギアの高強度化を実現する。 |
・㈱音戸工作所(呉市) ・広島県立総合技術研究所 |
H28~H29 | 2863403008 |
27 | H28 |
二酸化炭素排出削減に貢献する超小型・軽量、高効率な電動ウォーターポンプの開発 【接合・実装】 |
自動車の二酸化炭素排出量削減の対応として、 電動車両の増加と共に主流となりつつある過給ダウンサイジングエンジンに、水冷インタークーラ冷却用の電動ウォーターポンプが必須となる。 先行研究で他社品に対して圧倒的に小型、軽量な製品の見通しが得られたため、実用化、事業化に向けた研究開発を行う。 |
・㈱久保田鐵工所 (広島市安芸区) ・広島県立総合技術研究所 ・㈱A&M |
H28~H30 | 2863405009 |
28 | H29 |
大型で積層構成自由度の高い
CFRTP一方向連続繊維積層板の
量産技術開発 【複合・新機能材料】 |
注目の軽量化素材である炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)、その中でも強度や弾性に優れ る炭素繊維の特徴を最大限活かすことができる一方向連続繊維を適用し、自在な配向で積層・一 体化した大型(1x1m以上)で品質(樹脂含浸性、繊維直線性)に優れたCFRTP一方向連続繊維 積層板の量産技術と、その一方向連続繊維積層板に適したプレス成形技術の開発を行う。 |
・北川精機㈱ (府中市) ・広島県立総合技術研究所 ・同志社大学 |
H29~H31 (予定) |
2963409010 |
29 | H30 | 患者及び執刀術者の負担軽減のための低侵襲治療手術器具等を実現する樹脂金属接合技術を応用した高機能異種金属接合技術の開発 【接合・実装】 |
本提案は、患者及び執刀術者の負担軽減を実現するため、自動車産業・医療機器産業・樹脂、金属産業、研究開発機関、医療従事機関によって構成された、【オールジャパンでの医療機器開発プロジェクト】による世界初でMade in JAPANの再興に繋がるオリジナル技術であり、樹脂金属接合技術を応用した高機能異種材料接合技術の開発により、従来技術では限界のあった軽量且つ高機能、高付加価値な低侵襲治療手術器具等の鋼製器具を実現する。 | ・㈱ヒロテック(広島市) ・大阪大学 ・㈱シャルマン |
H30~H32 (予定) |
18067087 |
30 | H30 | 脂質代謝研究素材として高脂質代謝機能と高利便性を備えるヒト肝細胞の開発 【バイオ】 |
生活習慣病は現代社会の大きな問題であり、その予防と治療を目的として、脂質を標的とする機能性食品や創薬などの研究開発が行われている。その研究現場では、高い脂質代謝機能と高い利便性を備えた研究素材に対して大きなニーズがある。本研究開発では、脂質の研究領域に求められているニーズを備える新しい研究用ヒト肝細胞を開発し、脂質研究を加速させ、生活習慣病による健康や医療費の問題解決に貢献することを目指す。 | ・㈱フェニックスバイオ (東広島市) ・秋田県食品総合研究センター |
H29~H31 (予定) |
18068903 |