今回紹介するのは、『おけいこハウス』さんです。
【人と人を繋ぐ”地域密着型のカルチャーサロン”】
2015年7月、広島市西区己斐に「学び」を通して地域の人と人を繋ぐ地域密着型カルチャーサロンとしてオープンしました。
講座は、「英会話カフェ」「セルフジェルネイル」「ピラティス&ストレッチ」「ベビーマッサージ」「健康まーじゃん教室」など、毎月30~40のバラエティー豊かなものとなっています。「中でも人気の「英会話カフェ」は、年齢を問わず、高校生、OL、専業主婦、ビジネスマン、ワーキングマザーなど幅広い層の方々が集う場となっています。私自身も生徒の1人として参加。皆さんから刺激を受けながら英語を学んでいます。」と代表の橋口さん。
「『おけいこハウス』のコンセプトは“助け合い”や“思いやり”です。地域の皆さんがこの場所を通じて顔見知りになり、何かあれば支え合えるような関係を築けたら嬉しいです。」と続けます。
【“不安”や“疑問”を残さないカウンセリング】
今月からは、新たにプロフェッショナル講師の育成を目的とした「認定講師養成セミナー」を開催。メディアでのキャリアが豊富な橋口さん自身も講師を務められます。「人気講師になるための要素はいくつかあると思いますが、その根源にあるのはやはり『人柄』ですね!」と力強く語られた橋口さん。
来月には、当機構が共催するセミナー『創業女子いろは塾』でも「知って得する!メディアへのアプローチ&取材の受け方」というテーマで講演していただきます。
今月1周年を迎え、ますます成長を続ける「おけいこハウス」。橋口さんの想いがどんどんカタチになっていきます。
★創業者に聞いてみました☆
Q、創業したきっかけを教えてください。
A、元々、広島のテレビ局でリポーターやディレクターをしていたのですが、出産を機に退職し、10年ほどは育児優先の日々でした。その後メディアの仕事で復帰をしましたが、同じところにとどまるのでなく、自分が経験してきたことを活かして自分スタイルの仕事がしたいと思うようになりました。空きスペースになっていた自宅の1階部分を改修し、学びを通して地域の方々が交流できる場所を提供しようと考え、創業に至りました。
Q、創業して大変だったことを教えてください。
A、すべてが大変でした(笑)。自分の仕事を代わりにしてくれる人がいないので「仕事」「家事」「育児」のどこに重点を置くのか、また同時に進行していくための術をしっかり考え、準備した上で行動する必要があります。ビジネスは思い付きで上手くいくほど甘くはないですね。ずいぶん失敗を重ねてようやく学びました(笑)。自宅で創業することで自分の時間を自由に組み立てられると思っていましたが実際はプライベートとの区切りをつけるのがとても難しいです。
Q、創業で特に気を付けるべきことはありますか。
A、リスク回避に向けた準備はきっちりしておく必要があると思います。各専門家の支援を受けられる『ひろしま創業サポートセンター』の支援制度を活用するのも有効な手段だと思います。また、行政のサービスや補助制度はしっかり調べて、受けられる支援はしっかり受けることも大事だと思います。
Q、創業予定者にメッセージをお願いします。
A、「それは本当にやりたいことですか?」「続ける覚悟は出来ていますか?」「甘えはありませんか?」と自分自身に問いかけてみてください。好きなことを趣味感覚で始めて成功できれば幸せですが、創業となるとそれだけでは厳しいです。しかしプロ意識を持って一生懸命やっていれば必ず周囲の方々が知恵を貸してくださいます。私は創業して本当に良かったと感じています。自分自身の存在意義を改めて見出すことができ、たくさんの笑顔に囲まれながら自分自身が成長できる大切な場となっています。これは創業したからこそ得られたやりがいと充実感です。ぜひ皆さんも夢に向かって頑張ってください。
【詳細情報】 |
店舗名:おけいこハウス 所在地:広島市西区己斐本町3丁目9-4-1 受付時間:10:00~16:00(月曜~金曜) 定休日:不定休 連絡先:082-299-8002
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