今回紹介するのは、『株式会社タウンクリエーション(以下、「タウン社」』さんです。            

【画期的なバス運行管理システムを開発!】

 携帯操作画面(真)「時刻表を調べて行ったけど予定通りにバスが来なかった」誰もが一度はそんな経験があるのではないでしょうか。

 バス停に貼ってあるステッカーにスマホをかざすか、QRコードを読み取るだけで、誰でも簡単にリアルタイムのバス到着時間を確認できる『BUSit(バスイット)』。

 “汎用設備”“ローコスト”“高精度”“簡単運用”を実現したクラウド型のバスロケーションシステムである『BUSit』を開発したのが今回紹介する「タウン社」です。

 NFC技術とクラウドを利用して開発された同社の『BUSit』は従来のバスロケーションシステムと異なり、クラウドサーバーでデータを管理することや高額の車載器を搭載する必要がない(スマホ型車載器を自社開発)ことなどからローコストで高精度な運行管理・状況検索を可能としました。

 

【本格的にサービス提供を開始。広がりは県外に】

 DSC_2708元々、県内の大手バス会社のシステム担当をされていた創業者の前 紅三子さん。もっと利用者や事業者にとって便利で高精度なシステムを提供したいという想いから独自のバスロケーションシステムを構想し、特許取得・システム開発などのプロセスを経て平成25年6月に「タウン社」を設立されました。

 設立後は県内7社のバス会社と共同で作業を進め、昨春より広島市内の路線を中心に『BUSit』の運用が開始され、現在では廿日市・呉・東広島・福山に加え、愛媛県の一部でも運用が始まるなど、どんどん広がりを見せています。

 

【規模の小さい事業者でも導入可能!】

  『BUSit』は導入・運用コストが低額であることに加え、運行管理者側がバスごとの状況を確認し、スマホ型車載器にメールで具体的に指示を送れることや、利用者が「最寄りのバス停の位置情報」や「バスの運行状況」をスマホで簡単に調べられることで、バス会社への問い合わせが減少するなど事業者側にも多くのメリットが見込まれます。

「今後は営業活動に力を入れて、更なる普及を図っていきたいと考えています。既存のバスロケーションシステムは導入費用が高額なこともあり、比較的規模の大きい事業者しか導入できていませんでした。私たちの『BUSit』であれば、小規模の事業者にも導入していただけます。中山間地域など、バスの本数が少ない地域でこそ『BUSit』を活用していただきたいと思っています」と前さん。

 自社でエンジニアを揃え開発から管理までを一貫して行う「タウン社」。全国のバス停で“BUSit”のステッカーが見られる日も、そう遠くはなさそうです。採用

 

★創業者に聞いてみました☆

Q創業して良かったことを教えてください。

A、自分のやりたいことに挑戦できることです。今後は当社の技術を活かしてバス以外の動態管理(車両の位置情報等を記録・管理すること)にも力を入れていきたいと考えています。

Q創業して大変だったことを教えてください。

A、諦めずにやり続けることだと思います。諦めたら終わります。ダメなら他の方法を考えれば良いという前向きな姿勢も必要だと思います。

Q創業予定者にメッセージをお願いします。

A、「他社と比べて何が自社の強みなのか(差別化)」を創業前にしっかりと分析しておくことが大切だと思います。あとはチャンスがあればビジネスプランコンテストなどに挑戦してみるのも良いと思います。賞を取ることによって色々な方から声をかけていただけますし、情報発信のチャンスにもなります。

【詳細情報】

会社名:株式会社タウンクリエーション

所在地:広島市中区本川町2丁目1-24

代表取締役:前 紅三子

連絡先:082-275-5220

H P:http://www.towncreation.com/index.html

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