知事挨拶

国内需要の低迷や国際競争の激化など,かつて経験したことのない時代の大きな転換点にある中で,本県産業が将来にわたって持続的に発展していくためには,県のみならず,企業,大学,金融機関など様々な主体が,その方向を共有し,一丸となって取り組んでいくことが必要不可欠です。

このため,広島県では,昨年7月に,おおむね10年先を見据え,本県産業の進むべき方向性や道筋を示す基本指針として,「ひろしま産業新成長ビジョン」を策定いたしました。

このビジョンでは,次代の県経済を担う新たな産業の一つとして,医工連携による「医療・健康関連分野」の育成を掲げております。

本県は日本の強みとされた従来型の産業構造による「ものづくり」を中心に発展した地域ですが,これからアジア等の国際市場での競争力を高めるためには,新たな付加価値の創造・獲得による「知識・技術集約型のものづくり」への展開が必要です。

こうしたことから,「ものづくり」と「医療」を組み合わせた新たなイノベーションを創出することによって,より付加価値の高い産業クラスターの形成を目指すこととしております。

「ひろしま医療関連産業研究会」の会員各位におかれましては,多様なビジネス・技術・人材が集う,この交流・連携の場を積極的に「イノベーション立県」の実現に御尽力いただきますようお願いいたします。

平成23年11月4日     広島県知事  湯 崎 英 彦

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